流山の訪問美容(出張カット)リベルタのササキです♪ 😀
セルフカラーでのかぶれについてニュースになっていましたね!
自宅で簡単にできる毛染め。
【誰でも簡単に】できるカラーとして、普及している今。
訪問美容でのカラーとセルフカラー。
同じカラーでもなぜ市販カラーのトラブルが増えるのか?
今日はカラーのトラブルについて説明していきますね!
皮膚や頭皮のかぶれの種類
かぶれは【刺激性接触皮膚炎】と【アレルギー性接触皮膚炎】の
2通りあります。
刺激性接触皮膚炎とは
薬品が肌に付くとそれが刺激となってかゆみや痛みに変わります。
もともと肌が弱く、敏感な人ほど強い刺激に反応します。
アレルギー性接触皮膚炎とは
遅延型アレルギー反応とも言われ、『前回は平気だった』『昨日までは平気だった』と、
少し時間が経ってから症状が現れます。
何度も接触して体内に蓄積されたアレルギー物質が
ある日突然体内の拒否反応とともに体の異常として炎症が現れます。
例えて言うなら花粉症や金属アレルギーもこの一種。
何年も平気だったのにある日突然やってくるタイプです。
元々刺激に弱い人がちょっとイメチェンしたくて、周りもみんな染めてるし
やっぱり自分もカラーしてみたい♪と思って施術してみると1回でかぶれたり。
何年もカラーしているんだけど、たまにかゆくなったり、ちょっとしみたり。
それでもたいした症状じゃないからと、カラーをし続けて
ある日突然、ひどいかぶれに悩まされる。
どちらのパターンもありえるのがカラーの施術です。
ひどい場合は頭皮から顔や全身まで炎症が広がるので
十分注意したい所ですね!
カラーによるかぶれの原因は??
カラー剤というのは薬品です。
カラーの中に含まれている成分の【過酸化水素】や【アルカリ剤】が
刺激になる原因物質ですが、
これらの薬品が含まれていないとしっかり染まらない、というのも事実。
この薬品が頭皮や地肌に付着したときに刺激となってかぶれます。
髪を染めるときに薬剤が付きやすい場所は
頭皮だけでなく、顔周りや耳後ろ、首筋など。
染める時は髪の毛だけにつくように塗っても
【しっかり染めよう!】と揉みこんだりすることによって
髪以外の周りの皮膚へとどんどん付着します。
薬剤を塗った後も、20分ほど放置しますよね?
その置いている時間に液垂れも生じて
首筋にも付着しやすくなるんです。
かぶれというのは【皮膚炎】のこと。
皮膚に薬が付かないように薬剤を塗布することによって回避できますが
シャンプーをするときには必ず肌に薬剤がついてしまう・・・
ということを考えると、
【全く薬が地肌につかないようにする】というのはなかなか難しいです。
特に、自分ではたいした事ない!と思っていても
回数を重ねたり、時間の経過とともに症状が悪化するのが
一番コワイですよね。
頭皮というのは自分では見えません。
ただ、自覚症状として
『ちょっと頭皮がかゆいな』
『ちょっと頭皮がヒリヒリして傷があるな』
と感じた時は要注意!!
ヘアカラーでかぶれないようにするには?
先ほども言ったように、やはり頭皮に薬剤が少しでも付着しないようにするのが
一番の回避策!!
セルフカラーの使用は、頭皮にとっても付きやすいです。
『いつもやっているから』
と、油断は禁物。
一番いいのは誰かに塗ってもらうこと。
見えない部分こそ、身近な人にお願いして塗布することで
頭皮へのトラブルは多少避けられると思います。
しかし、セルフカラーというのは自分で染めるもの、
【誰でも簡単に染められる仕様になっている】
というもの。
逆を言えば、
【誰でも染まるように強い薬剤で反応するように作られている】
って事です。
仕上がりに対してのクオリティーもそうですが、
やっぱり何度も刺激物を頭皮にすり込むような行為は
美容師として強くお勧めできない理由でもあります。
プロによってのカラーは
・刺激を抑えることができるほどの種類と調合
・頭皮に付着しないように塗布する技術
・無駄なダメージを与えないようにする熟練された知識
これらがかぶれないようにするために一番重要なポイントだと思います。
私も自分のお客様には
『絶対セルフカラーをやらないで!』とは言いません。
もちろん便利な物なのは確かですから。
しかし、使い方を間違えないで!とは言います。
何でもそうですが、なんとなく・感覚で・適当に、
自分のオリジナルでやった結果、こういったトラブルにつながると思います。
今回の件は、やはり消費者の認識の甘さもあったように感じますが、
その商品を安易に販売している業者にも問題があるのかもしれません。
かぶれてからでは遅いッ!
【薬剤を使う】という認識を忘れないで
正しい知識と、正しい使い方を心がけてくださいね♪
カラーによる頭皮のかぶれまとめ
・かぶれは【刺激性接触皮膚炎】と【アレルギー性接触皮膚炎】の
2通りがある
・カラーの中に含まれている成分の【過酸化水素】や【アルカリ剤】が
かぶれの刺激になる原因物質
・薬品が頭皮や地肌に付着したときに刺激となってかぶれる
・髪を染めるときに薬剤が付きやすい場所は頭皮だけでなく、顔周りや耳後ろ、首筋など。
・頭皮に薬剤が少しでも付着しないようにするのがかぶれの一番の回避策!!
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