訪問美容師が語る高齢化社会の実態とは!?

高齢化社会と 訪問美容

今や、事あるごとに《高齢化社会》というワードを
耳にする機会がものすごく増えたように感じます。

特に夕方のニュースや特集では訪問医療や訪問看護、
訪問入浴から訪問歯科まで。

訪問○○という事業がだんだんと注目されてきた背景には
やはり自力で歩くことが困難な方々が増加している証拠なんでしょうね。

そんな私も、訪問美容を始めたきっかけは
サロンに来店してくださっていたお客様や身近な環境にて高齢化を直に感じたからです。

これから訪問美容師を目指そうとしてる人だけでなく、
いずれ誰にでも訪れるであろうご両親の介護も含めて
今、世間で言われている《高齢化社会》について一緒に勉強していきましょう!

高齢化の現状は?

現在、65歳以上を高齢者とした場合の総人口の割合は
26.7%と言われています。(平成27年度統計調査)

約27%と言われても、多いんだか少ないんだかわからない。。。
と思ってしまいますよね?

では、これではどうでしょう?65歳以上の高齢者人口は、
1950年の総人口割合5%未満でした。しかし、
1970年は7%以上
1994年には14%と倍に増え、
2015年では26.7%と増加しました。

確実に高齢者人口が増え続けている事が一目瞭然ですよね。
これが益々加速していくといわれているのが問題なんです。

内閣府が発表した将来の人口推移は
2035年には65歳以上の高齢者は33.4%となり、
3人に1人が高齢者になると予想しています。
真ん中がご老人。両脇に若者。
そんな3人1組のイメージでしょうか?

そこから2042年になると、どんどん高齢者人口は増加し、
2060年では高齢者人口39.9%と予想。
こうなると国民の約2.5人に1人が65歳以上となる計算となり、
高齢化社会と同時に、若者の減少も問題視されています。
隣を見ればご年配。
右を向いても左を向いても高齢者。という時代はそう遠くないかもしれませんね。

18年後の2035年には、私も50歳を超えています。
今は高齢者をお相手した仕事をしていますが、
だんだん自分も老人になっていく・・・
歳は取りたくないと誰もが思いますが、老いは止められませんね。

若者が減っていく!?

高齢化社会と同じ位問題なのが働き盛りの世代が
これからどんどん減っていくと言われていることです。

年少人口と言われる0歳から14歳までの子供たちは
2060年には現在の半分以下に減少すると推計されています。

公園では子供が遊ぶ姿が無くなり、代わりにベンチぎっしりに老人がうたた寝!?
学校は廃校に追い込まれ、使われなくなった校庭では年配がゲートボール!!?
子供が喜ぶテーマパークはガラガラとなり、大学病院は連日大盛況!??
こ、これは恐ろしい未来ですね!
こんな日が来ると予想されている事から、
あらゆる場面で問題が上がっているわけです。

また、若い世代が減少するということは出生率も下がることが見込まれ、
2006年には1093人の赤ちゃんが生まれていますが、
2060年では500人を下回る推計値が出ています。

赤ちゃんが生まれなければ働き手も減るのは当然。
今後、産婦人科もどんどん減少してしまうのでしょうか?

そして、人間最後は誰しもが訪れる《他界》
子供の生まれる数は減っていきますが、死亡率は年々上昇していきます。
新しい命は生まれず、高齢者は天に召され、
そのうち日本の人口は消滅したりして!?

今のうちに世の中皆がビックダディをしのぐ大家族を目指せば
もしかしたらこの推計値も変わってくるかもしれませんね(笑)

高齢者の平均寿命はうなぎ上り!?

【ご年配の人口がどんどん増え続け、出生率が下がり、
働く世代の人口が益々減少していく】という予想までは理解できたかと思います。

そしてこの次に着目されているのが平均寿命の伸び率。
2014年では男性80.5歳、女性86.8歳です。
これが、2060年では男性84.1歳、女性90.9歳まで上がると言われています。

おじいちゃん、おばあちゃん、自分の両親が
長生きしてくれるのはとっても嬉しいことです。
いつまでも元気でいてもらいたいと誰しもが願っているかと思いますが、
その分、若い世代の負担は大きくなってきます。

1960年では約11人の生産年齢人口(15歳から64歳)で
高齢者1人を支えていたのに対し、
今では約3人で1人のご年配を支えていることになります。
これでは負担が重いはずです。

支えなくてはならないご年配の増加により、自分の老後の不安は募るばかり。
自分たちが高齢者になった頃には、誰が支えてくれるのだろう・・・
年金受給額も、将来の貯蓄も、心配事は数え切れないですよね。

現時点で《安心して老後を迎えられる!》という将来像は、
残念ながら現段階では見込みが薄いかもしれません。

これらの将来をちょっとでも覆すことができるように今のうちから様々な対策を練り、
少しでも【明るい老後が待っている!】と願いたいものですね。

訪問事業が増え続ける訳

各メディアで《高齢化問題》を取り上げられ、あらゆる場面で
【高齢化社会】【高齢者福祉】などと注目される理由は十分わかりましたか?
そしてこの社会問題を背景に増え続けているのが訪問事業なのです。

80歳、90歳になっても自力で歩いて買い物に行き、
ほとんどの事は自分でできるほど元気なご年配だったら
なにも心配いらないかと思います。

しかし、歳を重ねるうちに病気を患う人、足腰が弱り寝たきりになる人、
認知症を発症し見守りが必要な人。
残念ながら全員が健康を維持できるわけでもなく、むしろずっと病気1つせず
元気でい続ける人の方が少ないのかもしれません。

そんな中、時代と共に核家族の増加や高齢者の一人暮らしも目立ち始めていることから
【家族による介護生活】というのが当たり前ではなっくなってきています。

《身寄りがない》《親族が遠方》《世話をしてくれる人がいない》
というのは決して珍しくなく、老人ホームへの入所や
デイサービス、ホームペルパーの需要が増えてきているようです。

そして、高齢者が支えられている介護保険制度を利用し、
自宅にいながらもあらゆるサービスが受けられるようになってきました。

家までお医者様が往診に来てくれる。
歯医者さんが治療をしに来てくれる。
お風呂に入れてくれる。
今では訪問マッサージというのもあるようで、
つらい腰痛や麻痺した体を、治療の目的として自宅まで来て
ケアしてくれる所もあるようです。

訪問美容リベルタも、自力で美容院に行けない方々を対象としていますが
残念ながら出張カットで介護保険は適用されません。

各市町村によってはサービスチケットの配布がある場合もありますが
保険適用外となれば年金暮らしの生活にとって贅沢に感じることもあるかもしれません。

しかし、1ヶ月に1回の訪問美容で髪の毛もさっぱりし、
気持ちの面でも明るく前向きになることができれば
金額以上の価値がそこにあるのではないでしょうか?

いつの日か出張カットや訪問美容も保険適用になれば、
もっと身近に感じていただけるのになぁと常々感じています。

訪問美容リベルタのササキでした!

福祉美容師ササキの一言

自宅と実家の断捨離を始めて早3ヶ月。
仕事の合間に進めているのですが、まだ終わる気配はありません。
今まで自分がどれだけ荷物を溜め込んでいたのかがよくわかりました。
ただ、物を捨てるというのはとても勇気が入ります。
立ち止まってしまうとなかなか捨てられなくなるため、
【勢い】と【何も考えない】ということが成功の秘訣。
それでも捨ててしまって後悔したものもありました。
悩むくらいなら残しておくべきか?それとも
潔く手放して心に余裕が持てるよう仕向けるか。
どちらが正しいのかわからないまま、今日もガラクタを処分します。

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